平成30年7月豪雨

概要

気象概況

平成30年7月はじめ,梅雨前線が日本付近に停滞し,台風第7号が北上して日本付近に暖かく非常に湿った空気が供給され続け,大雨となりやすい状況が続いたため,西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となった。広島県では,7月3日から8日にかけての累積雨量は,多いところで676oに達するなど,7月の過去の最大月間降水量を超える雨量をわずか6日間で記録し,安芸太田町を除く22市町に広島県で初めてとなる大雨特別警報が発表された。


雨量分布図

雨量分布図 7月5日 0:00 〜 7月7日 24:00

被害状況

県内で1,242箇所もの土石流,がけ崩れが発生し,犠牲者126名(うち災害関連死17名・土砂災害による犠牲者87名),行方不明者5名,負傷者146名,建物東15,908棟(全壊1,152棟,半壊3,614棟,一部損壊2,146棟,床上浸水3,165棟,床下浸水5,831棟)(平成31年2月28日時点)という被害を出した。


被害状況

被害状況 熊野町

被害状況

被害状況 呉市天応